パワーストーンブレスレットは効果あり?効果なし?
- 恋愛運が上がる
- 金運・仕事運が上がる
- 健康になる
様々な効果を謳って販売されているパワーストーンブレスレットですが、実際に効果はあるのでしょうか?
僕は天然石の専門店アナヒータストーンズで5年ほど働いていていました。
効果を信じて買われる人もいましたし、効果は気にする事なく単にオシャレだからという理由で買われる方もました。
そんな僕が今でもたまに考える「パワーストーンに効果があるのかどうか?」という事を記事にしていきたいと思います。
パワーストーンに関して実際にあった事件
2010年にタレントのアグネス・チャンさんが運営しているパワーストーン等を販売するサイトが、薬事法に抵触する可能性があるとしてニュースになっていました。
(ニュース引用:JCASTニュース)
アグネス・チャンさんがデザインしたパワーストーンブレスレットを「肝臓の機能を補う」などと言って販売したのが原因です。
薬事法は現在薬機法と名前を変えた法律になっていますが、サプリや健康食品などの広告表現に規制をかけた法律だそうです。
薬のように公的な機関に効果が認められていない場合、「ダイエットに効果がある」「肝臓にいい」などと宣伝する事は禁止されています。
薬機法(薬事法)は主にサプリや健康食品を規制する法律ですが、パワーストーンにも適応される可能性はあるようです。
アグネス・チャンさんの事件がある事から、医学的・科学的にパワーストーンに効果があると断言はできません。
パワーストーンに関する歴史的事実
先ほども書いた通り「日本の法律上は」パワーストーンブレスレットに効果があるという事は言えません。
しかし、太古の昔から世界中で宝石や天然石が信仰の対象になっていた事も事実です。
太古の昔メソポタニア文明ではラピスラズリという石が珍重されていました。
メソポタニアのギルガメッシュ叙事詩という世界最古の物語には「ラピスラズリと黄金でできた二輪車を贈りましょう」という一説もあります。
この事から、ラピスラズリは黄金に並ぶほど魅力的なものだったという事がわかります。
またアメジストも神秘的な力が宿ると信じられていました。
アメジストの名前の由来は、ギリシャ神話の酒の神バッカスの伝承にあるとされています。
バッカスはアメジストの器を持つものに、酒に酔わせない力を与えたと言われています。
その事から「アメジストは酒酔いをしないだけでなく、人生の悪酔いからも守ってくれる」という事も言われています。
近代になってもパワーストーンはヒッピー文化に不快関わりがあります。
ヒッピーの基本的な思想は「自然に帰れ」という思想です。
自然界に存在しているパワーストーンはヒッピーの思想と相性がよかったのです。
特に水晶は癒しの効果があると考えられ、ヒッピー達に愛されていました。
このように、天然石やパワーストーンは宗教や信仰とも関わりの深い神秘的なものという事も言えます。
結局パワーストーンに効果はある?
日本では薬機法によりパワーストーンに効果があるとは言い切れない現状があります。
しかし、歴史を遡れば世界中でパワーストーンが愛されていた事がわかります。
そういった事を考えると、パワーストーンが何か?と言われれば「お守り」というのが良いのではないかと思います。
例えば交通安全のお守りを持っていたとしても、飲酒運転や信号無視をしてしまえばやはり事故に会いやすくなるでしょう。
しかし、車の運転席にお守りを下げておけば、目に付いた時に「気を付けて運転しよう」という気になるのではないでしょうか?
パワーストーンブレスレットもお守りと同じ事が言えるのではないかと思います。
身に着ける(持ち歩く)事によって、ちょっとした心の支えになる物と言えます。
パワーストーンをつけたからと言って何もしないのにお金が入って来たり、急にモテモテになるという事はほとんど無いと思います。
あくまでも仕事を頑張ってお金を稼ぐのは自分。
自分を磨いて良い恋愛をするのも自分です。
頑張った人には効果がある。
そしてその頑張りを支えてくれるのがパワーストーン。
そんな意識で身に着けるのが良いのではないかと思います。
他にもこんな記事が読まれています。
>>>おすすめのパワーストーンブレスレット通販|実体験済みのおすすめ店舗
>>>パワーストーンブレスレットを着けるのは右手?左手?|つける手によって効果が変わる?
>>>パワーストーンブレスレットは寝るときどこに置く?|徹底考察しています。